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★ワタシの名前はにこにこ様デス。★

日本人の観光客が「ばったくり」にあったというニュースなども有名なイタリアだが、私も実は一度だけ腹の立つ思いをしたことがある。始めてベニスを訪れた13年前、まだ通貨がリラであったころの昔々のお話。

今でこそイタリアに長期滞在をしたこともあり、訪れる機会もご縁も多いが、そのときは初めてのベニス、何も知らずに適当に一人でトラットリアに入った。

メニューをきちんと確認し、値段のついていないものを怪しみながら避け、おっさんに「これとこれでいくら?」と再度確認して、紙にまで値段を書いてもらった。
それ以前にローマでいろいろと怪しい話を知り合いに聞いていたので、ものすごく慎重にしたつもりだった。

いざ会計の際になり、その通りの金額にチップを上乗せすると、おっさんが「お嬢さん、これでは全く足りないよ。」と大げさに言う。

紙に書いてある金額以外頼んでいないし、席料もチップも加えてあると英語で反発すると、おっさんは「ささっ」と私の紙を取り上げると、なんと末尾のゼロの上にまるっともうひとつゼロを付け加えたのである。

「このゼロはどこから出てきたのか!」と猛反撃したが、おっさんはしれっと「私英語わからないものね、ペンも持っていないし、あら不思議ねー、あなたの目の錯覚ー。」と平然と言うではないか。

すっかり頭にきた私、実は少しだがその当時イタリア語を話したので、めちゃくちゃであるが攻撃に出た。

「みなさん、このおっさん、ドロボー!!」

席を立って、紙を手に持ち、ほかの客に向かって大げさにそうわめいたのである。

突然のイタリア語におっさんは「ぎくっ」とあわてたが、私は収まりがつかず、猛反撃をした。

「おっさん、ドロボー、おっさん、うそつき!!警察、けいさつ!!」

ない頭をありったけ絞りそうぶちまける私、おっさんは「この日本人は危ない。」と感じたのかどうか、突然私の紙をひったくると、「お嬢さん、御代は要りません、私の間違いでした。」と流暢な英語でへらへらと謝った。

なんだ、意外とあっけない上に御代は要らないってさ、と引っ込みかけたが、やっぱり腹が立ったので、ドアを出る最後まで「おっさん、うそばっか!」と騒ぎ立てながら店を出たのであった。

これが私のベニスでの初のただ飯、もとい不愉快な事件である。

その後も何度か訪れる機会があったが、その店の前を通るたびに、「おっさん、元気かなあ。」とちらみをしつつ、通り過ぎていた。おっさんにしても、二度と顔を見たくない客であろう。

訪れるたびに好きなバーカロもでき、そこでちょこちょことつまみながら立ち飲みをするという楽しみも増えた。

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★ベニスの立ち飲み屋、とあるバーカロ。★

先日久々にベニスを訪れたのだが、ホテルにも着かないうちにゴードンが「おなかすいちゃったんデス、何でもいいから食べ物クレー。」と騒がしいので、面倒くささのあまりに近くのカフェでパニー二を頼んだ。

その際20ユーロを渡したのだが、ほれ、と戻ってきたお釣りを見て驚いた。出した金額の倍以上の40ユーロ以上、おつりが戻ってきたのだ。

朝の忙しい時間帯で、店員さんも「次!次!」とばかりに注文をばったばったとこなしていたので、私が50ユーロを出したのと間違えたのであろう。一瞬申告すべきか迷ったが、1秒考えた後、財布にささっとしまった。

「13年前のリベンジを果たした!」

そう感動する私であったが、ゴードンはパニー二をぱくつきながら、

「リベンジっていうより、2度目のただ飯食いだよね。」

と、冷静であった。なんて嫌なやつ。

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★ワールドカップ開催中、イタリアンチームを応援する近所の人の声がこだました。私のお気に入り素泊まりホテルの窓から。★

旅をするにつれて、お金を出せば手に入るグルメに興味がなくなっていくのを感じる。旅先でレストランにゆっくり座って何時間も過ごすのは、もう少し足腰が動かなくなってからでいい。

ロンドンでもできる事は後伸ばしにしよう。

バーカロをはしごし、良い気分でホテルでさらにワインをあけたが、酔っ払ったゴードンが、「うだ うだいます!!ほれ ほれ。」と、振りつきでらーらー歌い始めた。ありえないくらい下手だったので、10秒もしないうちに眠ってしまったが、失礼だっただろうか。

イタリア語はすっかり忘れてしまったが、それでも私はやっぱりイタリアが大好きだと再確認した旅であった。

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旅行・ヨーロッパ | コメント(25) | トラックバック(0)

プラハをぷらぷら。

2010/03/08 Mon 20:39

去年の夏、プラハを訪れた。
イメージをさらに超えた、美しい都市だった。


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まだまだ世界は果てしなく広くて、私の知らない感動がたくさん待っている。
心が震えた。



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グルメだの、買い物だの言っていては、人生あっという間に過ぎてしまうかもと
ふと思った。



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毎食サンドウィッチをかじってでも、歩き続けて、しっかり目に焼き付けるべきものがある。

きっと、ある。
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クロアチア・トロギール

2010/03/06 Sat 09:59

ずっとクロアチアに行ってみたかった。

サマーホリデーのシーズンも終わった去年の10月、イージージェットが異様に安かったので、
これがチャンスとふらりと訪れてみた。

ロンドンのガトウィック空港から約3時間、着いたのはSPLITという小さな港町だった。

空港の前でバスに乗ろうと試みるが、バス停のサインがない。
それらしきボックスはあるものの、何も書いていない。

見渡す限り何もないので、そのボックスで待ってみたところ、バスが来た。

ここからアパートを借りた古都トロギール(Trogir)まで、ローカルバスで約20分弱。

クロアチア南部のアドリア海に浮かぶTrogirは、とても小さな島だ。
歩いても20分あれば一周できてしまう。

ユネスコの世界遺産にも登録されたその町は、紀元前2世紀から3世紀に
古代ギリシア人によって作られたと言われており、今も中世の面影を残している。

クロアチアと言えば、旧ユーゴスラビアからの独立の際の戦争は記憶に新しいと思うが、
海は青く穏やかで、人々のシャイな笑顔には、穏やかな喜びとエネルギーが溢れていた。

Trogirの町並み。

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海も空も青かった。

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新鮮なシーフードと、ダルメシアン地方のハム。

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そして、マーケットで買った、コカコーラのガラスボトルに詰められた
絞りたてのオリーブオイルが何よりもおいしかった。

人々の生活を邪魔しないよう、静かに歩いた。
今度は主人も連れてきたいと思う。
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