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またね、日本。

2012/01/20 Fri 07:58

みなさま、遅ればせながら明けましておめでとうございます。
去年のうちに一人で勝手に明けてしまっていた夫、ぱちぱち男爵と共に、
2年ぶりに日本に一時帰国をし、年末年始を日本で久々に過ごした後、
先週ロンドンに帰ってまいりました。
皆様にとって2012年が平和で穏やかで、温かなものになりますことを、
心よりお祈り申し上げております。

118.jpg
★元旦は長野のあぜ道を嬉々としてあるいていたね。南ア育ちの君は、こういう広大な土地を持ちながら、治安により、歩けたことはほとんど無かったものね。(長野の宮田村、父の実家)

「とまりますたよ。。。」
3週間の日本でのホリデーの後、久々に出勤した夫、ぶうっとした顔でその夜は家に帰ってきた。
みんなに大幅遅れての新年初出勤であったので、よほど忙しかったのではと聞いてみると、
「ちがい!でんしゃ うごくしません!」

123.jpg
★日本では車や新幹線の移動、うーんと楽々、甘やかされたデスよ。

さらに膨れて怒るので話を聞いてみると、朝、時差ぼけでふらふらで駅に着いた夫、
寝ぼけ眼で見たものは、電車の大幅な遅延、もしくはキャンセルで、相変わらず足止めをくらっている
人々の群れだったと言う。

またか、とうんざりする夫であったが、その理由を聞いてひっくり返ったそうだ。

「昨晩のうちに、電車に電気を伝える、パワーケーブルがそっくり盗まれました。したがって、
30分に1本しか運行できませんが、まあ気長に待ってちょー。」

ここは南アか?

夫の故郷、南アでは、パワーケーブルに使われる銅が高く売れると言うので、その盗難が相次いでいると言う
話は聞いていたが、

「イギリスでも おなじんです!」

おかげで45分も会社に遅刻し、憤慨する夫、ウェルカム バック TO ロンドン である。

131.jpg
★憧れの舞妓さんにもお会いして、ますます日本が大好き。ひっくり返って「帰りたくないんデス!イヤダー!」と暴れました。それ、私のセリフなんですが。

思えば、パリ経由でヒースローにへろへろでたどり着き、ようやく我が家の玄関にたどり着いた私たちを
迎えてくれたのも、相変わらずの光景であった。

玄関先に、見覚えのあるダンボールが二つ、ごつんと積まれている。

先に鍵を開けようとした夫は、それを凝視していたが、やがて魂が抜けたような声で小さく叫んだ。

「ヤマモトォー!!」

後ろからこわごわ覗いた私、見えてしまった。ダンボールにあるそのマーク。
帰国の際に、日本から大切に、EMSで送っておいた、私たちの食料やら、夫のおもちゃやら。
確か、クロネコヤマト(注:ヤマモトではない)のダンボールに入れたはず。

2つで13000円も送料払ったよね?

なくされたら困るから、EMS使ったはずよね?

船便か迷ったけれど、すっごく大事なものだったから、EMSにしたんだよね?

113.jpg
★かわいらしいお友達にもらった、こういう宝物とかも入れますた。

脱力する夫の背中を眺めながら、私も泣いた。

見覚えのある猫ちゃんのマークのダンボール二つ、めっちゃ放置されてるのは気のせいだろうか?

「ノーーーー!!」

思わず駆け寄った夫、何しろ、中には、2年も日本で預かってもらっていた、ぐりふぃんなんたらちゃんの
フィギュアが入っているのだ。

「おでんの フィギュアがほしい。」

そう言い出した2年前、それがオーディン何とやらであることに私が気がつくまで、
30分近くも「おでん フィギュア」で検索しては、現れる画像に、「へん」と文句を言っていた夫、

こんにゃくや、ちくわ、出汁がたっぷりしみこんだ卵の画像を見ては、「ちがい!」と、不思議がっていた夫、

そりゃ、違うよね、「オーディン」と「おでん」、ぜんぜん違うわ!!

大爆笑する私の横で、真っ赤になりながら、必死で頼んだぐりふぃんちゃん(うろ覚え)、日本の家族に
無理やり預かってもらっていたのだが、今回ようやく、念願かなって、2年ぶりにイギリスに送ったというのに、

「ノーーー!!!」

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★男爵 ぱちぱち てつお、気になることはおもちゃとゲームと映画と庭の芝。

君の気持ちは、痛いほど分かる。

配達された日付を見ると、なんと、3日前。まるっと3日間も放置されていたらしい。

私の大事な、海苔やら、海草やら、その他もろもろ、命綱と言うべき、厳選した食材も
野ざらし3日間。何度も言うがEMS送料13000円、日本の郵便局がこれを聞いたら卒倒するのではないか。

不在配達表には、「だって、君もいないし、隣近所も留守だったから。」

配達のトラブルは以前こんなことも、あんなことも、あったけれど、EMSでやられたら
もう笑うしかない、ウェルカム バック TO イングランド である。

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★私の名古屋のソウルフード、スガキヤのラーメンを、この辺の狐が「興味なし」と素通りしてくれてよかった。

さらに遡った元旦には、ロンドンの友人から「緊急」の電話が日本に。

以前空き巣に入られて以来、警備システムを家に取り付けているのだが、
その会社から、「モモグラモ宅の警備装置に何やら異変があった。」と、電話が入ったと言う。

私たちがイギリス国外から出ている間や、連絡が取れないときは、その友人夫妻に
連絡が行くようになっていたため、その知らせを受けた友人夫婦は、あわてて家の様子まで
見に行ってくれたと言う。

ただ、あほな私たちは、鍵を渡していくのを忘ほれ、家の様子は外からしか伺うことができない。

「空き巣にまた、入られたんじゃ?!」

そんな不安がよぎった。どきどきである。元旦からやめてほしいのである。

119.jpg
★これぞ日本の光。せっかく優しい人たちと、ぽかぽかの光に、久々に癒されて、ダラーとしているところに、海を越えてイギリスからなんか飛んできたぞ。

友人にお詫び、お礼を言うと共に、警備会社に連絡をとったのが、日本時間の午前4時。
こたつで寝入っていた父と母の横で、こそこそと国際電話をかける私たち、母の寝言、「いたたた、どうしよう。
イタイ イタイ!!」を聞きつつ、イタイのはこっちのほうだと思いつつ、胸はどきどき。

「ハロー」

ゆるーい感じでようやく電話に出た警備会社の受付の人に事情を話したが、我が家の警備システムにエラーが出たと
いうものの、「どんなエラーかは分からない。」と言う。

エラーコードとかでわからないんですか?と夫が食い下がるが、「知らん。」とあっさり、
「ただ、センサーでは、異常があったような様子は無いので、電話回線に何かあっただけじゃないのかなあ。わかんないけれどね。」との事。


結局、日本からはどうすることもできないので、その後2週間はひたすら、空き巣に入られていないことを
願いつつ、いや、実は、あまり考えずに、日本が楽しすぎて、「まあいいや」と、ほぼ忘れていたのであるが、

「ノーーーーー!」

玄関に猫のダンボール2個を見つけ、脱力しながら家に入り、

「あ、そういえば、何かあったっけ。」

そう思って警備システムを見てみれば、おなじみのエラー。

「電話回線が落ちました。確認してください。」

129.jpg
★こう、なんだか、甘いもの食べても許されるって思うわよね。このストレス。


実は、このシステムを取り付けてから、夜中だろうがなんだろうが、電話回線が落ちるたびに
警備システムもエラーを起こし、「ぴっ ぴっ ぴっ」と、そのエラーを告げるアラームが
延々、「わかっとるわい!」と、確認のボタンを押すまで、しつこく流れるという、まさに、


「警備強化したけれど、なんだか別の意味で寝不足」

な状態に陥っていた我が家、

1.何で電話回線がしょっちゅう落ちるのか

2.普通落ちないものじゃないのか

3.警備システムが100回以上ダウンしても、警備会社から確認の電話があったのは
そのうち2、3回

4.そのうちの1回が日本滞在時 うわあ ラッキー

5.明けました おめでとう 元旦から イギリス ありがとね

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★夏の昼間なのになぜこんな写真、グレートブリテン。

日本にいても、逃れられない ライフ イン イングランド、夫も私もこれには魂が抜けた。

それでも、私たち、日本でいっぱい、よいエネルギーをもらったものだから、
「まあいっか。」と、心は穏やかである。

むしろ、この状況も、なんだか楽しく思えてきて、「イギリスの人にはよそ者がご迷惑をおかけしておりますが、どうぞよろしく。」くらいの謙虚な気持ちまで、5年目にしていっそう芽生えている次第。

夫は、「いやだ、もう、かえりたい。」と、パリの空港に着いたときから弱音を吐いていたが、
「ヨーロッパの血が流れる君が弱音を吐いてどうする!」と、妙にハイテンションな私、

114.jpg
★1月だと言うのに、色鮮やかな日本の美しさに、涙が出ちゃったね。

そりゃ、気持ちは分かるよ、日本を出発前に、うっかり家族に携帯電話を返却し忘れていたことに
気づいた私たち、ホテルから関空に出るシャトルの時間ぎりぎりになって、真っ青。

それに気づいたホテルの方、「宅配便もお伺いしております。(にこっ)」

でも、封筒も無い、携帯を包むビニールも無い。手に携帯を持って困り果てていたら、

「プチプチでよければ、梱包させていただきます。(にこっ)」

一瞬、そのスタッフの方が、天使に見えた。

無事に携帯を家族に送る手続きをし終え、ほっとしてシャトルに乗っていたら、

「そろそろ出発のお時間でございます、いっていらっしゃいませ。」

そのホテルのスタッフの方が、シャトルバスにまでご挨拶、お見送りに。

あ、ありえない、日本、すごいサービス、しかもチップ不要。

「ひーーー!かえりたくないいいいい!」

そう嘆く君の気持ちは痛いほど分かる。

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★何より、家族や友人が恋しいさ。

故郷に帰るって、いいものだな。いっぱい、元気をもらった。本当にありがとう。

でも、ぱちぱち男爵、ここイギリスでの生活もしっかり生きていこうね。色んなことがあるけれど、
ジョークにしながら、時には文句たらたらでもいい、「幸せ」とか「楽しい」とか、そういう事
ぐちゃぐちゃ追い求めなくても、毎日のことを、穏やかにやっていけたら。

今あるこの生活が、かけがえの無い宝物だもんね。

みんな、ありがとう!私たち、ここで、気張らずふつーに暮らしていくからね。
次に会うときまで、またね。

日本、ありがとう、またね!



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コメント
はじめまして
前々から楽しく読ませてもらっています。
私も名古屋方面出身のため、スガキヤや名古屋弁、心にしみます。
『~だん』って言い方、ほんとに名古屋にいないと身につきませんよね。
うちの息子も11月日本に帰ったときおでんならぬオーディンを買いましたよ。
ダンナ共々ダンボール戦機にはまって、6体のプラモ買って持って帰ってきました。。。
またお邪魔します!
Re: はじめまして
biedronkaさん、ありがとうございます!

私も、「その、おもちゃのスペースがあるなら、うどんを入れてたもれええ」と
絶叫したい気分ですが、夫もとても嬉しそうなので、まあいいや、と思っています。

ブログをいつもお読みいただいて、ありがとうございます!
名古屋方面なのですね、お話できたら嬉しいです。

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