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温泉、モツ、苦手でした。

2012/03/12 Mon 20:57

「つっかえる、つっかえる、つっかえる」
こう、ぶつぶつ、呟きながら、帰ってきた夫。

どうやら、新しく覚えた日本語は、「つっかえる」だった模様。

ちなみに昨日は「湯加減、ゆかげん」と、繰り返しながら、部屋に入ってきた。

「ゆかげんおねがいします!」と、嬉しそうに言うので、風呂にでも入りたいのかと思ったが、「ちがい!お茶のみたいんです。」と、怒られてしまった。彼の辞書で「湯加減」は、「お湯」と訳されていたとの事。

DSC06615.jpg
★その辞書使うの、止めたほうがいいと思います。なんとなく。

最近は、あまりに色々覚えすぎて、

「ゴーちゃん、クラスルームを日本語で言うと?」

「へいじつ!」

「ぶー、教室、ですよ。それでは、サークルは何ですか?」

「もちゃもちゃ、ちがい!もろもろ!」

「ぜんぜん違いますよ、答えは、まる、です。」

「いやだ!もちん、にほんご、わすれました、にほんじん ちがう!」

と、たいそう混乱している様子、そんな彼のお気に入りの文字は、やっぱり「麦」である。

DSC00143.jpg
★すみません、なんで「麦」なんでしょうか。

さて、そんな、自称日本人「ぱちぱち てつお」にも、日本で苦手なものがいくつかあった。

その中の最強の二つが、「温泉」、「モツやホルモン」だったのではないか。

温泉は、以前日本に帰った際に、二人で訪れたことがあったが、

「ぜーーーーーったいに できません!」

と、公共の場で、裸になることを、頑なに拒んでいた。

私は、「ええ湯じゃのー。」「本当にのー。」と、温泉で気持ちよさそうに和む方々をテレビなどで観てしまうと、祖母や母とぬくぬくと過ごしたお湯のまろやかさ、露天風呂から見る空の美しさを思い出して、ホームシックになってしまう。

どっぷり、誇れる、日本人である。

それに対して、夫は、「恥ずかしくて、とても、できません。」と、今回の一時帰国で、家族みんなで温泉に行った際も、「しゅみましえん。」と、一人でもじもじしながら部屋のシャワーで済ませていた。

DSC02506.jpg
★だって、なんだか、はずかしですよ。

以前、二人旅で訪れた日本の小さな町には、混浴の、公共の温泉浴場が、街のど真ん中の川のほとりにあった。そこで人々が、真っ裸にタオル一枚で、のんびりする姿を、橋を渡る際に見た夫、それまで嬉しそうにまわしていたビデオをぴたっと止めると、

「どうしよう!もちん、どうしよう!」と、真っ赤な顔をして、バタバタ一人で、不思議な騒ぎ方をしていたので、

「あれは、温泉といいます。温泉のお湯による効能は様々で、肩こりが楽になったり、冷え性の体もとても温まったり、皮膚病にいいと言われたり、そのお湯によって違うんですよ。」と、うやうやしく説明したところ、

「でも、冬なのに、そとで はだか、そして、どうして、おとさん、おかさん、みんな いっしょに はいるですか?あ、あのひと、タオルも ありません!みえちゃう!」

と、全く、効能などは、どうでも良いところに、意識がいってしまっているようであり、その後もしばらく橋の欄干からそれを眺めては、お湯につかる人から、

「にいちゃん、一緒にどうかねー?!」

などと、声をかけられ、

「けけけけけっこうです!わたし けっこうです!」

「なんだあ、ビデオとってんのかー、ピース!(おっちゃん、真っ裸でVサイン)」

「ひーーーーー」

と情けない声を上げて、後ずさりしていたものであった。

DSC05193.jpg
★はい、ビデオカメラ、いつも動画とります。日本はわくわくです。

そして、「モツやホルモン」、これは、生まれ育った家庭に、それらを食べる習慣がなかったので、当たり前である。

夫のお父さんは、小さな頃を、南アの孤児院で過ごした。両親は健在だったが、「子供の面倒を見たくない」と、放棄した彼らのせいで、夫のお父さんら兄弟は、孤児院に入れられた。

そこで出された、様々な料理の、悪い思い出のおかげで、夫の父ハンスには、今でも、食べられないものがたんまりある。それを見て育っているわが夫も、出会った当時は、たいそうな偏食であったと思う。

私が夫と暮らし始めた当初、ハンスは、仕事の関係でイギリスにいることが多く、その間は、私たちと一緒に暮らしていた。

それなので、同じ食卓を囲むことが多かったが、彼は絶対に、自分の作ったもの、しかも、同じメニューしか食べなかった。だけれど、家族と食事を取ることにはこだわっていたので、私たちは、必然的に、夕食は、ハンスと同じものを頂くことになった。

夫は優しく、父は絶対であったので、逆らって違うものを食べることはしなかったし、私は、優しさではなく、気を使い、「またかあ」と思いつつも同じものを従って食べていた。

そのメニュー。

「ソーセージと芋、豆のトマト煮(缶詰)、グリーンピース、サラダ」

「豚ロースの焼いたもの、芋、グリーンピース、サラダ」

「カレーライス、サラダ」

「鶏の胸肉、グリーンピース、フライドポテト」

もともと、南アでは、妻に料理を任せているハンスのことなので、これ以外に食べられるものはあっても、作れて食べられるものは、これ位しかなかった。そのせいで、私たちは、彼がイギリスに滞在している間は、このメニューを延々と繰り返し、食べたものだった。

ゴードンは、何のストレスもなく、それらを普通に食べていたが、私は、数週間もすると、体調すらおかしくなった。それはまた、別の機会に書こうと思うが、このような環境で育ったせいで、夫には、「食べられないもの」がいっぱいあったばかりか、「おいしいものを食べる喜び」すら、持ち合わせていなかったような気がするのだ。

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★私は、長野のおいしいおそばが大好きです。

さて、話は戻り、今回の一時帰国。

家族に温泉に連れて行ってもらい、それでも、裸で、大浴場に行く勇気のなかった夫、それを、とても気にしていたようである。

普段から、日本人になりたいと、強く願っている自分なのに、やっぱり、いざ日本に来てみると、文化の違いは様々で、それを超えられない自分を情けなく思っている様子が、そばにいて私には分かった。

私は、そんな夫を気にはしていたものの、敢えて無理をすることはないと、何も言わなかった。温泉に恥ずかしくて入れないなら、それでいいのではないか、そう思っていた。だが、

夫は、違ったのだ。やはり、日本人になりたかったのである。


温泉旅行から帰り、その足で、年越しと新年を迎える際に、父の実家である長野に向かった。
おばあちゃんにもご挨拶をし、家族の団欒を過ごし、さあ、寝ようという時になって、なにやら、携帯で英語のホームページを読んでいるので、

「?」

と、手元を覗いてみたが、そこには、日本で暮らす、とある西欧の人のブログがあった。

彼は、どうやら、家族で温泉に出かけたらしく、それからすっかり、温泉の魅力に取り付かれてしまったと、頭にタオルを乗せた、例の伝統的スタイルの入浴姿まで、写真で公開し、

「温泉は素晴らしい!」

と、ブログ上で大絶賛していた。

なんと、彼のプロフィールには、「温泉めぐり」とすらあったのだが、ブログの記事に「onsen」とタグ付けされたものを、夫はしつこく、しつこく、それこそ読みふけり、

「いやだ。」

と、ぽつり、と、呟いていた。

そう、また、例の、焼きもちである。自分より、日本人らしい、「外国の人」を見ると、「いやだ!」と、悔しくなってしまう、夫の「焼きもち」が、発生したのである。そんな事気にしても、本当にしょうもないのだが、それ程日本が好きなのであろう。

さて、その後、初めての「紅白歌合戦」、「笑ってはいけない」をリアルタイムで、コタツに「おせち」、日本のビール、焼酎でエンジョイし、みかんを食べ、大すきなカレーせんべいをぼりぼりし、「年越しそば」を無言で食べ、30歳にもなり「てつおさんへ お年玉」までもらうという、憧れのひと時をすごし、気分はすっかり日本人になった彼、

DSC02590.jpg
★鐘もついたデスよ。

新年を向かえ、お風呂にでも入りに行くか、父がそう言い出した時、家族は夫に、「大広間とかあるから、一緒に来て、ビールだけ飲んで待ってたら?」と、一緒に来るように、しかし、風呂には入らなくてもいいのだと、声をかけてくれた。

「ハイ、いく」

即答したゴードン、なにやら、バッグに、いそいそと何か詰めているので、気にはなっていたが、私はそのまま車に乗り込んだ。

着いた場所、ものすごく、ものすごく、地元の、ローカルの、田舎の、温泉浴場。

なんたって、うちの父は、長野の山奥の出身なのだ。家の近くには、車で15分の場所に「コンビニ」が一軒あるだけで、周りはアルプスに囲まれた、田んぼの美しい、筋金入りの田舎、本当に美しい、私が愛してやまない○○村。

「南アを思い出しますよ!」

そうゴードンをも喜ばせた、美しい田舎の、その、地元の人しか来ないような、小さな温泉施設の玄関で、私たちは靴を脱ぎ、

「ゴードン、あそこで待っていてね。」

大広間を指差した。

すると、なんと、彼は、

「いやだ、わたしも いくんです。」

と、言い出すではないか。

もうすでに、玄関先から、かなり目立ってしまっている、彼、お風呂を終えた子供に、「あ、がいじんだ」などと、指差されてしまった彼、

!!!!なぜ、ここで、勝負に出るか?ここじゃなくても良いのではないか?!!!!

その場にいた、みなが、いっせいにそう思ったであろう。

むしろ、例の川のほとりの温泉浴場級の、難関なのではないであろうか。

DSC02578.jpg
★本当に美しいところなんです。

「えっ?!」

急にどきまぎしだす父。当たり前だ。うちの父親は、まれにみない、シャイな人間なのだ。いきなり、「温泉デビュー」を果たしたいという「南ア人」の「義理の息子」を、面倒見なければいけなくなってしまったプレッシャーは、相当なものだったであろう。

そして、夫も、顔が真っ赤であった。なぜ、そこまで無理をして、温泉に入るのだと、私たちは口をあんぐり開けながら、玄関先で固まっていたが、夫が、

「たおるも もてきました!」と、バッグから、タオルを取り出したので、

ああ、ごそごそ、かばんに突っ込んでたのは、これだったのか、彼の決意はすでに、家を出た時点で決まっていたのかと、涙が出そうになったあほな私。

えらいぞ、さすが、ぱちぱち みしま 男爵 てつお!

「そんなら、いくか。」

「ハイ!」

父と夫、二人とも、なんだか妙にカクカクした、変な動き方で、温泉に消えていくのを見送った私たち、

母「大丈夫だろうか。」

妹「やばいんじゃない。」

姪「おじいちゃんもやばいよね。」

私はもう、初めてのお使いに行く子供を見送る気持ちで、どきどき、自分の風呂どころじゃなかった。

ずっと、長野の美しい山を、ガラス越しに見ながら、あったかな、懐かしい、日本のお風呂で、色々考えた。

この国は、美しいな。

そして、少なくとも、私の夫、南ア人の彼にも、夢を、勇気を、希望を、冒険を、温かさを、優しさを、友情、愛、語りつくせないいっぱいのことを与えてくれている。

本当にありがとうだな。家族、友人、恩師、みんな、ありがとうだな。そして、夫にもありがとうだ。

色々な思いがこみ上げた。その横で、「へーい」と、平泳ぎをする姪よ、君にもありがとう。

DSC02901.jpg
★ボーリングまで、体験しました。楽しすぎて二日間、通わされました。疲れました。

さて、心の洗濯をさせてもらって、気持ちよくお湯から上がったら、夫が嬉しそうに、大広間で、父とビールを飲んでいた。

夫の顔は誇らしげで、嬉しそうだった。すっかり、その場になじんでいた。

「どうだったの?お風呂。」

さりげなく聞くと、真っ赤な顔で、「うれしんです!すげいよー。」と、興奮している模様。「大きくて、おじいさん、いました。こどもも いました。みんな たのし、やさしんです。いっしょに おふろ しました。」

父にこっそり、「どうだった?」というと、「ガチガチだったがね。最初はね。でも、窓から見えるアルプスがきれいだで、嬉しそうだったぞ。」

DSC02697.jpg
★面白い飲み物も、もらいました。甘くて美味しかったデス。

めったにイギリスでは飲まない夫、日本ではやたらお酒が進む。聞けば、女性陣の風呂が長すぎて、すっかりジョッキ2杯目だという。「もういっかい のみます!おとさん いりますか!」

シャイな夫が、嬉しそうに、食券販売機に走る。食券を持って、カウンターに走る。「これください!」

「あんた、どっからきたの?背が高いねえ!」

「みなみ あふりか です。」

「それ、どこね?」

「すっごく とおい あふりかの いちばん みなみ です。」

「よう わからんけど、大変だったねえ、ゆっくりしてってねえ。」

「ありがと ございます!」

ああ、すっごく嬉しそう、嬉しそう。本当によかった、みんな、ありがとう、本当に、ありがとう。

DSC02885.jpg
★全部がわくわくです。

私には、見えていないものもあるだろう、聞こえていないこともあるだろう、かつての私が、世界に対して全く不関心で、不勉強であったように、たまに帰る場所になってしまった日本のこと、知らないことも増えているだろう。

でも、私が、こうして、ここで、見ている、人々の優しさ、実直さ、素朴さ、丁寧さ、温かさ、夫の笑顔、それは、疑うことのない真実なのだ。今、まさに、ここにあるのだ。

こういう思いを、日本に帰るたびに、何度もらっただろう。何度、夫の最高の笑顔を見られただろうか。

夫の背中から目を離し、ふとテーブルを見ると、そこには、「おでん」と並んで、「モツ煮込み」が2皿もあった。

モツ、だ。

モツ、ではないか?

「お父さん、これ、ゴードン食べた?」

「ああ、頼んだったら、嬉しそうに食べとったよ。」

「おでんも?」

「自分でおでん食べたいっていうで。大根がうまいって、こんにゃくも食べとったよ。」

ビールを両手に、カウンターのお母さんに「子供用のお菓子」までもらって、嬉しそうに帰ってきた夫、

「かんぱいー」

ビールを一口、そして、箸を持つと、モツを一口。

ひええええ、食べた。食べた!!

「ごーちゃん、それ、何か知ってるよね?」

「はい、おとさん、いいました、うしの オファール(内臓)です。おとさん、かってくれた、だから、たべました。」

「(びくっ)だ、大丈夫ですか。」

「はい、おいしです、びっくりしました、これ、おいし。そして、おでんも、おいしです。まえ、ロンドンで、ともだち おでん つくってくれました、りょうほう だいすき、これもおいしです。」

克服した!

ぱちぱち様、一日で、二つも苦手だったもの、克服した!

今日は君にぱちぱちだ!!!

DSC02896.jpg
★実はその後も、ホルモン食べました。びっくりしました。

長野の山は美しかった。雪帽子をかぶったアルプスに囲まれた、その小さな村で、私たちは、ゆったりと、見守ってもらい、日本という優しい国、家族、友人、みんなに抱かれながら、最高のひと時をすごした。

夫が、日本が好きな理由、最初は私には理解が出来なかった。なぜなら、常に、そこで生きてきた私には、当たり前に、そこにあったものの、何がそんなに素晴らしいのか、分からなかったからだ。

渡英して5年、今では、こうした瞬間に出会うたびに、夫の気持ちが良く分かる。私も夫も、日本が大好きだ。

夫はすっかりリラックスし、最後にこっそり、こう言った。

「もちん、おとさんは、(こそこそ)ワースト せんせい です、おんせん いったら、わたし、なにをする、ぜんぜん、わかりません、でも、おとさんは、すごく はやいです。これ、あれ、おふろ、そこ、そして、逃げました。」

どうやら、シャイな父は、夫に、どうやって温泉に入るかを、照れくささのあまり、ゆっくり説明しなかったようである。入るなり、必要最低限のことを言うと、湯船に逃げたようである。

予想はしていたが、相当可笑しくて、泣きながら笑った。

愛しい人が、日本にも、イギリスにも、世界中のあちこちにも、いっぱいいて、会いたくて泣きたい日もある、ホームシックの日もあるが、そんな人がいっぱいいる私は、なんて幸せなんだろう。

そして、夫にも、そういう人が、たくさん増えて、本当に良かった。寂しくて、一人で、荷物を抱えてウォータールー駅で一晩過ごした18歳の君に、もし、今出会えるなら、教えてあげたい。

30歳になった君は、善い人にいっぱい囲まれて、すごく幸せだからね。大丈夫だからね。

皆さん、私たちは、今日もイギリスの気まぐれな空の下、とても元気です!皆さんもよい日をお過ごしください。それでは、また。





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日本 | コメント(18) | トラックバック(0)
コメント
No title
モモグラモさま

このブログ大好きです!
日本ってこんなにいい国だったんだと再認識させてもらえて私も幸せ。
てつおさんが大好きな日本で暮らせる日が来ますように。
これからも日々日本人へ進化するてつおさんの様子をお知らせくださいね。
今回も暖かい気持ちにさせていただきました。
ありがとう。
No title
また感動して泣いちゃったよ~。私も日本の外に住んだ事があるからよくわかる。
日本って本当にいい国なんだよね。自由でやさしい。
てつおさんはもう立派な日本人だ。
私はモツ食べられないし( ̄Д ̄)
あとは日本語習得できたら私はきっと負けちゃうな。これからもいろんな日本を体験できるといいですね。それには焼きもちが近道ですね。
今日もありがとう!
モモグラモさんこんにちは。
今日も素敵なブログに「ありがとう♪」

私ものんびり更新のブログやっているんですが、
今日、同じように幸せだなって思うことが在りました。良かったら覗きに来てくださいね。

どこに住んでいても、心から大切な人がいるということ、そして自分たちを大切に思ってくれる人がいるということはなんて幸せなことなんでしょう。

あったかいお風呂で温まった体は冷めてしまうけど、お風呂でのたくさんの幸せな時間で温まった心は、もう冷めないですね♪

また遊びに来ます!
No title
モモグラモさん、初めまして。
こんにちは。
2、3日前から読ませていただいています。

まだ最近のところしか読んでいないのですが、最初からなんだかとても惹きつけられました。
旦那様の日本大好き度、毎日日本語と日本に取り組んでらっしゃる姿が面白く、それに対するモモグラモさんの受け止め方がまた素敵。
何より、このように日々の出来事を書き留めて、そしてご自分のそれに対する反応をこのように書き留めること自体、すごい、と思いました。(ボキャが貧困でごめんなさい)

今日の日記は途中から泣いてしまいました。

『この国は、美しいな。

そして、少なくとも、私の夫、南ア人の彼にも、夢を、勇気を、希望を、冒険を、温かさを、優しさを、友情、愛、語りつくせないいっぱいのことを与えてくれている。

本当にありがとうだな。家族、友人、恩師、みんな、ありがとうだな。そして、夫にもありがとうだ。』
ここで目がうるうる。。。

そして。。。
『私には、見えていないものもあるだろう、聞こえていないこともあるだろう、かつての私が、世界に対して全く不関心で、不勉強であったように、たまに帰る場所になってしまった日本のこと、知らないことも増えているだろう。

でも、私が、こうして、ここで、見ている、人々の優しさ、実直さ、素朴さ、丁寧さ、温かさ、夫の笑顔、それは、疑うことのない真実なのだ。今、まさに、ここにあるのだ。』

ここで涙腺決壊(T_T)

人を理解するって難しい、と、いつも思っているのですが、相手の思いを理解し受け入れるモモグラムさんのこのあたたかく優しい視線と考え方を私も見習いたい!!
これからも楽しみにしています!!

No title
国別幸福度ランキングを調べてみたら、日本人の幸福度の何と低いことか。それで、豊かな生活とは一体何だろう…と調べるうちに、ここに辿り着きました。文章の上手さもあって、ブログ相当楽しみました。ありがとう。イギリス人は豊かなライフスタイルを持っているはずだから、そこから豊かに生きるコツを学びたいと思って、いろいろなサイトを拾い読みしていたのですが、日本人は不幸だと思っているだけで、本当は幸せなんだと気が付きました。このサイト、日本人を幸せにしますね。またお邪魔します。
Re: No title
らいでぃーんさん、こんにちは!

コメントをありがとうございます、ブログをすきっておっしゃってくださって、どきどきします、嬉しいです。

夫は、帰って来てまだ2ヶ月しかたっていないのに、もう次回の里帰りの計画を立てています。イースターにどこにいく?と聞けば、「日本!」、無理です。経済的に無理です。笑

日本の方々は、どんなに丁寧で、優しくて、温かいか、日本のみんなが一番気がついていない気がすると、夫はいつも話しています。私も日本にいたときはそれが当たり前で分かりませんでしたが、今は、日本に帰ると、つくづく夫は正しいと思います。

これからも応援してください、よろしくお願いします!
Re: No title
感動して泣いてくださった!どきどきします、私の場合は、夫が、本当に、日本の方にとても感謝しているので、それをありのままに飾らずお伝えすることしか出来ずに、恥ずかしいんです。それでも、そんな風におっしゃっていただけると、本当にこころがじわーーーと丸くなる気がします!

私たちこそ、ほんとうに、感謝しています。たまに帰る私におかえりといってくださる日本にも、優しい人々にも、全て感謝しています。ありがとう。
Re: 今日もありがとう!
happybeagleさん、ありがとうございます!

ブログ、遊びにいきますね、ゆっくり拝見しに行きます、まっていてくださいね!

そうなんですよね、温かいものは積み重なって、それが、私を動かしてくれているのだと、つくづく感じます。

今日も、こちらこそ、優しいコメントをありがとうございます!
Re: No title
かおりんさん、はじめまして!こんにちは!

コメントを残してくださって、とても嬉しいです、読んでくださってありがとう!

人間を理解するの、難しい、私もそう思います。なので、私は理解しようと思わないで、その人が笑ってくれたら、笑ってくれている、その人が優しい言葉を掛けてくれたら、気遣ってくれている、そのまま、全て、何も考えずに受け止めるようにしています。

実は、私は、小さなときに、色々と難しいことがあって、人が大好きなのに、出会いが怖いと思うこともあります。友達になるのにも、とてもとても、時間がかかります。でも、私の友人たちは、ほとんどが20年近く、それ以上の付き合いで、家族みたいな宝物です。

そういう優しい人たちに、たくさん支えてもらって、私は生きています。夫に、そういう人は全くいませんでしたから、今は、日本の皆さんの優しさが、夫の支えなんです。

イギリスに来て、色々ありますが、日本に帰った前回以来、私の気持ちも今までになく穏やかで幸せです。良い気を一杯もらって帰ってきました。こちらこそ、お礼を言わせてください、ありがとうございます!
Re: No title
maowaxさん、はじめまして、ブログにお越しいただいてありがとうございます!

日本の皆さんの幸福度、低いんですか?!びっくりして夫に話しましたら、びっくりしていました。私は30年以上日本で暮らしていましたが、幸せでした。家族との別離も、離婚も、病気も、別れもいろいろ経験しましたが、それでも、自分はとても幸せだとずっと感じていました。ですが、ヨーロッパや、アメリカの人は、もっと進んだ、豊かな暮らしをしていると、漠然と憧れはあったようにおもいます。

イギリスは良いところです。私はここが大好きです。ですが、そう思えるまでに、5年かかりました。良いところを思えるように、自分を変えていくのに、5年かかりました。
私は日本人なので、約束に遅れるとか、連絡なしにキャンセルするとか、(仕事は特に)嫌いです。そういうレイジーさには、ずっとイライラしてきましたが、最近は、「すっとぼけた、その感じが、まあいいや」と、考え方を変えて、何事にもポジティブに受け止めるようにしました。生活が変わったのではなく、私が変わったせいで、楽になりました。

郵便物を厳寒に平気で、大事な書類でも、勝手に野放しにされても、しょうがないと思うように勤めたり、まあ、いいや、しょうがない、これが、イギリスで生きてく私の口癖になってしまいました。

そうすると、穏やかで、普通のこの毎日が、愛おしく思えてきて、今は、日本にいたときと同じ位、ようやく、ここが家だと思えるようになりました。

春が来て、アーモンドの花が咲くと、懐かしいとすら感じるようになりました。5年って長いですね。

それでも、私は、日本にいくと、わくわくします。夜でも色々なお店がやっていたり、ボーリングやゲームセンターで友達と遊べたり、可愛い雑貨が一杯会ったり、世界中の何もかも、殆どのものが手に入るし、私が気になったお店をチェックすると、たいていは日本に支店があります。ロンドンより先に東京に進出する場合も多いんですよ!

そして、食べ物は美味しく、290円でうどんが食べれて、郵便物の再配達でも、時間が細かく指定が出来るとか、旬のものがきちんとあるところとか、四季がとても美しいところとか、自然も都会も、温泉も、日本だけです、全てがバランスが取れていて、凄いと思います。

もちろん、お仕事の大変さは、よく分かります。元夫が本当に、苦労していましたから。私も、病気になるほど、過労でした。ピアニストの仕事でうつ病にもなりました。

それでも、お医者さんにすぐいけるとか、GPの紹介状なしで、専門医にかかれるとか、本当にうらやましいです。

幸せって、人それぞれですよね、幸福度が低いというのは、向上心が高くて、もっと、よくなれるって、感じるからなのでしょうか。それは素晴らしいことですよね、だから、日本は常に進化しているのですね。

私が日本で好きなのは、便利さだけじゃなく、人です。自然です。人の感性が素晴らしい国だと思います。夫は、そういう方々に一杯支えてもらって、生きています。日本が自分の第2の故郷だと、信じています。

色々難しいこともありますが、日本が大好きな南ア人がここに一人、これが事実ですものね!

遊びに来てくださってありがとうございました。



こんばんは☆
いやあ、日本行きを目前に控えている私、今回のモモグラモさんの記事を読んで、ワクワク度むっちゃアップしましたよ~ 

その後いかがお過ごしですか?お二人ともお元気でしょうか? ^^

私、以前働いていた時に出張で長野に行ったことがあるのですが、常夏の国で育った冬を知らない私が真冬の長野に行ったことで、肺炎になる寸前まで体調を崩しましたw
でも素敵なところなので、ぜひ暖かい季節にまた行ってみたいです~
長野のおやきもおそばもうどんも食べたいです!

私たちも今回の日本への一時帰国では(毎回ですねw)めいっぱい美味しいものを堪能してきます☆
もちろんパチパチてつおさんのおしるこ缶のような面白い缶ジュースもの(コーンスープとかw)も楽しんできます☆

てつおさん、フィギュアを箱に閉まったままにしているの分かります。私は、大切なガンダムフィギュアは箱に入ったままお休みです♪
でも一番大好きなFFのザックスとセフィロスは、べたべたと触りたいので(w)、出して飾り棚に飾っていますw
すいません、超キモオタな内容でw

またお邪魔しま~す ^^
Re: こんばんは☆
ピパーナさん、いつもありがとう!

長野で肺炎ですか!それは大変でしたね、私の父は、スキーを履きながら学校に通っていたほどのつわものですが、さすがに、新年早々、過去に、屋根から雪が車の上に落ち、車がつぶれたときには、泣けたそうです。新車でした。

長野のおいしいもの、いっぱいあります。私は、山菜そばと、とろろが大好きです。長野のワインもおいしいですよ。いつかご案内したいです。

後は、夏の、蓼科とか、美しくて涙が出ます。日本の山の繊細さは、本当に素晴らしいです。私は昨日、飛行機からフランスの雪山をみましたが、こちらも壮大で、美しく、オットは「すげいよー!」と興奮していました。

日本に行くと、いつも一杯の元気をもらいます良いご旅行になりますように!
No title
先ほど、別の記事に初めてコメントさせていただきました。
こちらの、モツのお話からお義父さんとの夕食の談、長野がご実家とのこと&温泉体験、おもしろく&懐かしく読ませていただきました。(私は実家が新潟です) 
ゴードンさんの、やきもち、解る気がします~、微妙な心持なのでしょうけど、素直でいいですね~。 私は日本人ですが、京都・大原に住んでいるベニシアさんに “やきもち”っぽい気持ち、感じますもん~やきもちというより、自分ができないことをなさっている憧れというか・・・。
ほんと、世の中には、いろんな方、いろんな暮らしをしている方が大勢いらっしゃいますよね。モモグラモさんのブログ、これからも楽しみにさせていただきます~、体験談シェア、ありがとうございます。 
Re: No title
宇宙和里さま、ブログを訪れてくださったこと、本当に嬉しく思います!

コメントもありがとうございました。

新潟のお酒はとても美味しく、ぜひぜひ、また訪れたいといつも思っています。ゴードンも日本中、旅するのが夢ですから、そのうちにきっとお邪魔すると思います。また色々教えてくださいね。

ゴードンの日本への憧れは、半端ないです、「ぺらぺらになりたいんです」と、いつも必死で日本語を学んでいます。学校に行く時間も、お金も厳しいですから、独学ですが、驚くほど上手になりました。
帰ってくると、いつもKOTAKUという、日本の情報サイトをチェックし、日曜日の朝は宇多田光さんや、しょこたんの歌を口ずさんでいます。

私が知り合いから頂いた和菓子も、勝手に食べてしまいました。ありえません、そこまで好きでいなくてもいいのに!!!私の和菓子・・・。

今後も、二人でばたばたとイギリスで頑張ります、応援してくださったら嬉しいです。
日本の桜、今年も見られませんでした。毎年、今年こそとは思いつつ、5年以上経ちますが、夫にはいつか必ず見せてあげたいです。
No title
偶然発見したので読ませてもらいましたが非常にほっこりした気持ちになれました。

いい記事ですね!
No title
異文化体験は自己を進化させるんか・・・?
驚愕の事実だ。

何でも小器用にこなしてしまう、画一化された日本人では体験不可能かもしれん。
くそう。自分の価値観がガラガラと音を立てて崩れる瞬間を体験してみたい。
絶対に見る物聞く物という体験の質が変わるハズなのに。
Re: No title
PPPさん、再びコメントをありがとうございます。

私の場合は、自分も異文化に触れて5年、変化というか新しく気づいたことはいっぱいありました。それによって、自分が少しずつ変わっていくこともあったと思います。

友人は、イギリスに来て初めて、「お花が美しいって気がついた」っていっていました。それまでお花を振り返る暇も無かったのか、自分で見ようとしなかったのか分からないけれどって、話してくれました。

そんな彼女も、やっぱり日本に帰ってしまいます。でも、きっと、彼女の目に映る日本は以前と同じじゃないのではと、話を聞くのを楽しみにしています。
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